北側のキッチン、というとどんなイメージでしょうか?
暗くてじめじめしている印象はありませんか?
THさんは、キッチンにあった既存の天窓を活かし、明るいキッチンを実現しています。
以前はI型だったキッチン。天窓はコンロの上部に位置していました。
また、キッチンの左側には吊り戸棚が。収納を確保するためですが、圧迫感がありました。
天窓の周囲には濃い茶色の廻り縁が取付けられており、やや暗い印象。
天窓はそのままで、キッチンをL字型のものに変更。
コンロを天窓からずらすことで、レンジフードを設置できるようになりました。
天井の高さはわずかながら(20mm)高くなり、真っ白のクロス仕上げ。
天窓の周りも白い枠にしたため、光が拡散し、明るく感じます。
吊り戸棚は撤去し、コンロの隣にキッチンボードを設置しました。
そのために窓を1つ潰すことに。
しかし、明るさが変わらないのは、天窓のおかげです。
天窓は、通常の窓の3倍の採光効果があると建築基準法でも認められています。
合わせて光を拡散させる白色を使って、天窓の効果を高めたことで、窓が1箇所なくなっても暗く感じません。
また北側の天窓の光は、太陽の動きに左右されず、一日を通じて一定です。東・南・西の「日当り」には負けますが、時間帯に左右されることなく、一定の明るさを確保できるということ。直射日光が入らないため、夏場の暑い時期でも快適に過ごせるのも魅力です。
キッチンの居心地がいいと、家事をするのも楽しく、心が躍るもの。
既存の天窓をうまく使ってリフォームしたTHさん。
北側ながら、明るいキッチンが実現しました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
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