ホテルのような洗面所

「トイレと洗面所は、ホテルのように一体にしたかった」というグリーンさん。

部屋のようにくつろげる、ゆったりとした空間が実現しています。

最大約2m×約3.4m四方のゆったりとした洗面所。
洗面台とトイレが一体になった、まさにホテルのような空間です。

大きな洗面台は横が1650mm（パナソニックのラシス）。天板の上には、洗面ボウルとカウンターがあります。

鏡のサイズも1370mm×700mmと大きく、朝のメイクやお風呂あがりのスキンケアなどは、猫脚のスツールに座ってのんびりと。

元は、洗面室とトイレ、浴室がコンパクトに配置されていました。

それを大胆に、洗面室とトイレが一体となったスペースへリフォーム。

「当初リフォームプランを考えていたときは、洗面室の隣の収納スペースをウォークインのようなイメージで、奥行きを広く確保しようと思っていたんです。でも、収納するものを考えたら、そこまで広い収納は必要ないのでは…と気付いて」とグリーンさん。

収納する予定だったものは、来客用の布団やミシンなど。
それならばと、布団が無理なく仕舞える奥行き80cm（内寸）に収納を設定。

「洗面台も大きくできたし、洗濯機置き場も無理なく確保できました」

天井にはホスクリーンを設置。洗濯機で乾燥できないものを干すのに重宝しているそうです。

コンソールテーブルを置いて花を飾っているグリーンさん。
一般的なサイズの洗面室だと、こんな風にディスプレイするのは難しそうですが、生花があるだけで空間が瑞々しく明るく感じます。

広々としたカウンターの上にも季節の花が。

また、爽やかなブルーのトリム（帯状の壁紙）とクロスも、洗面室の雰囲気作りに一役買っています。

「まるで部屋のようにくつろげるんですよ。ここで過ごす時間も結構長いですね。小さなテレビでも置こうかなって。浴室にあるTVの続きをここでも見られたら…と。そうなったら、ますますくつろいじゃいますね（笑）」（グリーンさん）

居住空間を確保しようとすると、狭くなることが多い水周りですが、こんな風に洗面室とトイレを一体化してゆったりとした空間にするのも一つの手。

洗面室とトイレを一つの部屋にすることで、スペースはもちろん、心にもゆとりが生まれます。