日中は仕事でほとんど家にいないという ふぇざさん。
間接照明を多く取り入れ、夜に落ち着く「バーのような空間」を実現しました。
「基本的に夜しかいないんで、家では照明を点けて過ごすことがほとんど。カフェやバーのような落ち着いた雰囲気にしたかったんです」
そのため、シーリングライトやダウンライトを極力使わずに、間接照明で明るさを確保しようと思ったそうです。
一番大きな間接照明は、ダイニングとリビングの段差に取り付けたもの。
床材は無垢材を使用しており、反射光は柔らかく周囲を照らします。
キッチンにも間接照明を。
「家具屋さんに造作してもらった」キッチンを天井から吊るし、その下に間接照明を設置しました。
「暮らし始めてわかったことですがキッチンの手元が少し暗いので、ペンダントライトを追加しようと思っています」とふぇざさん。
キッチンの上にはライティングレールを設置しているため、照明を増やすのも簡単です。
LDKの壁面・天井はコンクリート打ち放しか、グレーの壁紙。
ともすれば重々しい雰囲気になってしまいそうですが、下からの間接照明で軽さを生み出しています
直接照明は、ダイニングテーブルのペンダントライトのみ。
打放しの天井には、ライティングレールとスポットライトを設置して、天井や壁に浮かぶ陰影を楽しんでいます。
壁や天井に反射する光は優しく、眩しさはありません。
ベッドルームのライティングは、アッパーライトひとつだけ。
観葉植物をそばに置けば、下から照らされる葉や枝の陰影が、壁や天井に映るようになっています。
すっと眠りにつくことができそうです。
カフェやバーの雰囲気を出すための工夫は玄関にも。
玄関には杉足場板をランダムに張り合わせた壁面。上からライトを当てることで素材感がより強調されています。
壁や床、天井に照明を当てて、その反射で周囲を照らす間接照明は、直接照明よりも柔らかく落ち着いた光が特徴。
それだけでなく、素材感のあるアイテムをより魅力的に見せたり、空間の広がりや奥行きを強調したりという効果もあります。
家にいる時間が限られているからこそ、リラックスして過ごしたい。
ふぇざさんは間接照明をうまく利用して、その希望を叶えました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
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