リノベーションで大幅な間取り変更を行った ふぇざさん。
隠れ家カフェ風にしたくて玄関に曲がり道を設け、LDKを広く確保しました。結果、洗面所はコンパクトで少し変わったレイアウトに。
しかし限られた空間を、広く見せるための工夫が施されています。
ふぇざさんは、リノベーションの際に使う素材と色について決まりを設けたそうです。
「素材としては、コンクリートと無垢素材。色は、ブルー、グレー、ブラック、シルバーの4色を使うと決めました」(ふぇざさん)
しかし、洗面室にはその決まりを適用せず、ホワイトを基調にコーディネート。
玄関~LDKとは全く違う雰囲気です。
LDKは洗面所とは全く違う雰囲気。
その理由は、洗面スペースの形状です。
広さ自体はリノベーション前よりも広くなっていますが、L字型になっているため洗面室の扉を開けたときに視界に入るスペースはコンパクトに。
そして玄関の曲がり道の裏側に位置しているため、一部壁が斜めになっています。
少しでも広く、開放感を持たせるため膨張色である白を基調にしました。
「洗面室なので清潔感を出したかったというのもあります」とふぇざさん。
広く見せるための工夫は他にもあります。
斜めになった壁には、三角の棚を設置。奥行き感を演出しています。
また、造作洗面台はオンボードタイプでカウンターの上に洗面ボウルを載せただけのシンプルなもの。
カウンター下は空いているため抜け感があります。
華奢なフレームが軽やかな印象のミラーは、サンワカンパニーのフィーネ ミラー(W600)。
奥行きはわずか100mmと薄く、スペースを取らないのがポイントです。
また、洗面室の扉のガラスも圧迫感を軽減する要素の一つ。
洗面横に設けた収納は扉をつけずオープン棚に。奥行を感じさせる工夫です。
右側にある扉はトイレスペースの扉。
ホワイトに塗装して、洗面所の壁面に馴染ませました。
ふぇざさんの洗面所には、コンパクトなスペースを広く見せるための工夫がたくさん詰まっています。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
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