3年ほど前に洗面室をリフォームしたあきらさん。
洗面台は扉を作らず、オープンな見せる収納にする一方、生活感の出やすい洗濯機は扉の中に隠しました。
同じ空間の中で、見せる収納と隠す収納を使い分けています。
壁面はFARROW&BALLのSTONE WHITE(現在は廃盤)。タイルは平田タイルのものです。
電球が回る珍しい照明は、OLUCEのTessera113(テッセラ)。
カウンターはシーザーストーン、水栓はドンブラハ、洗面ボウルはアラペのもの。
洗面台はカウンターの下に3枚の棚を設けただけのシンプルな造り。
カウンターの下はオープンですが、同じカゴを使って収納することで、すっきりとまとまった印象に見えます。
取手のついたカゴなら、取り出すときも楽です。
ミラーキャビネットはなく、必要なものはカウンターの上に置かれています。
デザインの素敵なボトルはそのまま出して、歯磨き粉や細々としたものは、木製のボックスや小物入れに。
プレートの上にまとめて置いておくことで、掃除もしやすくなります。
一方、洗濯機置場はクローズに。
生活感がどうしても出てしまう洗濯機周りですが、囲ってしまえば問題ありません。
右側の扉の中に洗濯機が入っており、左側は天井までの収納に。
バスタオルやフェイスタオル、家族の着替え…。洗面室に必要なものは一通り収納できます。
取っ手部分はスガツネのものに変更。
左のフックはIKEAのBJÄRNUM・折りたたみ式フック。レイアウトを伝え、リフォームの際に付けてもらったそうです。
洗面室の入口にも一工夫されていました。
扉の枠に壁紙を張るアイディアです。
壁紙はFARROW&BALL(ファロー&ボール)のBumblebee(バンブルビー)。
「バンブルビー」とはマルハナバチのこと。
このハチとドットが交互に並ぶ模様の壁紙を枠に合わせて貼っています。バンブルビーと似た色のマスキングテープを使ったそうです。
隠すところと見せるところをはっきりさせ、メリハリをつけた洗面室。
すっきり見えるし、気負わず片付けられる。
そんな工夫が感じられるスペースです。