「家の中で行き止まりがないように、なるべく回遊できるプランにしたかった」というTKSさん。
キッチンパントリーをウォークスルーにし、回遊の動線を確保。またスペースを広くとり、冷蔵庫も設置できるようにしています。
リノベーション前はキッチンだった場所。
その場所を全て収納に変更しました。
キッチンからアクセスするキッチンパントリーと、廊下からアクセスする廊下収納を配置。
この扉を開けると…
冷蔵庫やキッチンボードなども収納できる大きなパントリー。
正面の棚の左側が廊下収納と繋がっています。
TKSさんはこの2つ収納の間に開口部を設置。行き来できるようにしています。
「行き止まりになる感覚が嫌だったので、頻繁には使わないかもしれないけど、通り抜けできるようにしたいなと思って」とTKSさん。
頻繁に使う目的ではないので、開口の幅は最小限の約48センチ程度。
扉もありません。
棚を設置した面は物が当たること、物を置くとほとんど見えないことを考慮してクロス仕上げ。それ以外の壁面は、パントリー、廊下収納ともに珪藻土で仕上げています。
ウォークスルーにすることで、自宅に隠し通路や抜け道があるようで、ちょっと楽しくなります。
また風が通らず、熱や湿気が籠りやすい収納内。通風を確保できるという実用面でのメリットもあります。
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