見晴らしキッチン　グラッド45

H&Iさんのキッチンのレポートです。

通常壁に対して平行または垂直に設置するキッチンを斜めに配置。L字型のLDKの中央に置くことで、リビング、ダイニングの両方を見渡すことができ、さらに窓の外の遠くの景色も目に入る見晴らし台のようなキッチンに仕上がっています。

リノベーション後のキッチン

キッチンのBefore図面

壁にぴったりとくっついているオープンタイプのキッチンでした（L字型）。

キッチンのAfter図面

壁に対して角度をつけて、アイランド型に設置。ゆったりとしたキッチンスペースを確保しています。キッチンからリビングとダイニング、どちらにも目が届く配置。

リノベーション前のキッチンの様子

キッチン本体、吊戸棚、床が濃いブラウンで重厚感がありましたが、やや暗い印象。

工事中の様子

キッチンと写真右側にあった和室の間の壁を撤去。広々とした空間がお目見え。

リノベーション後の様子

キッチンに合わせて、フローリングが斜めに敷かれています。“直線を長くすることで広々とした空間を演出する”工夫です。

ヨーロピアンオークが好きだというH&Iさん。フローリングにはナラ材の無垢フローリング（丸紅木材）を使用しています。また壁面はPorter's Paints（ポーターズペイント）を使って自身で塗装。

ナラ材とコンクリートむき出しの天井に上手く調和する、オールステンレスキッチン（サンワカンパニーのグラッド45、W2550mm）。H＆Iさんが一目惚れし、選んだそうです。

一段高い位置にキッチンを設置し、排水のための勾配を確保。必要な段差ですが、それが結果としてキッチンと他空間を上手く区切ることができています。

また一段高い位置になったことで、キッチンからの眺めの良さも増大。リビングダイニングはもちろん、外の景色も楽しめるキッチンになっています。