蹴り込み板を白に塗装した階段

かっちんさんの階段のレポートです。

昭和50年代の中古一戸建てをリノベーションしたかっちんさん。勾配が急だった階段スペースを拡張し、勾配を少しゆるやかに。また、壁・天井・蹴り込み板をホワイトで統一することで明るい印象に生まれ変わっています。

階段のリノベーション後

Before図面(階段)

リノベーション前は玄関を入ってすぐに階段があり、約2.2mの奥行きで2階まで上がる急勾配の階段がありました。危ないためゆるやかにすることに。

After図面(階段)

玄関の位置を変更し、リビングから回りこむ形に変更。空いたスペースで約50cmほど階段を延長することで全体の傾斜を抑えています。

リノベーション前の階段の様子

正面に見えるのが玄関扉。玄関を入ってすぐの位置に階段がありました。

角度の急なストリップ階段。階段は濃いブラウン、壁は板張りでした。

施行中の様子

工事中の階段を2階から。奥に見えるのは、もともと2階にあった押し入れ。階段を伸長するにあたり、上り降りの邪魔になってしまうため解体しています。

元々は玄関にまっすぐに下りる階段でしたが…

階段のリノベーション後

左側は壁を造作し、右に曲がる回り階段へと変更しています。（Panasonicのシステム階段・ベリティス）
2階押入れを解体したことで、吹き抜けの階段に。

手すりは、手触りが優しい無垢材のものを施主支給しています。

階段の踏み板はリビング・ダイニングのフローリングに合わせてオーク柄をセレクト。壁と天井、そして蹴り込み板もホワイトにすることで圧迫感のない、明るい印象の階段スペースに。

階段を上って正面、木目調の壁はリノベーション前からのものです。白を基調とした空間のため、目線は自然とこの壁へ。奥行きと広がりが感じられる空間になっています。